今までは手作りの完成品を披露してきましたが、その裏で失敗作がいくつもあるわけです。
思っていたのと違う・・・。なぜ・・・?
着ない服は、タンスの肥やしにもなりませんから、こっそり捨てたものもあります。
で、ソレイユさんのこの生地、タックスカートの作品で出ていたのです。
ところが、私、去年買ったhooray! さんのマキシフレアスカートがどーっしてもつくりたくて強行に始めちゃったんですな。
これは、前の合わせの部分なんですが、分からないと言えば分からない。
でも、気になるといえば気になる。
結論からいうと、柄合わせが不要なようで必要だったみたいで。
この北欧系の柄からして、「大丈夫っしょ」と思ってしまったソーイング初心者です。
そこら辺の計算はまだできないので、ソレイユさんが「これは(生地が少し厚いから)タックスカートがいいですよ」と作品まで掲載されているのに。
タックスカートのパターンも持っているので、素直につくればよかったということです。
ソーイングの初心者ならお分かりでしょうが、ちょっと冒険したくなるんですよね。
これは後ろの写真。パッチポケットがつくんです。
赤く囲った部分、ポケットがあるのお分かりでしょうか。
ここは、あまり気にならないんだけど、前って着ているから目に入っちゃう。
裏地を付けたまではよかったけど、さすがに個性的なこの柄は「人を選ぶよな」なんて思ってしまって。
フレアスカートならいいかな~と思ったけど、パターンを選ぶべきだったと思います。
あと、好きな柄がイコール自分に似合うと思わない方がいいというのも、この失敗作で学びました。
あとはベルト付けを残すのみのこのスカートも、
・生地がゴワつく
・トータルコーディネートが思いつかない
という理由で、ほどいて「カバン」にする予定です。
カバンなら多少、厚い生地の方がいいし、この生地の持つ雰囲気に合うと思うんですね。
うん千円の高いカバンになっちゃいますが(笑)
パターンと生地の選定
洋裁を再度するようになってから3年。テキストどおりだと物足りないな~って感じる段階なのかもしれないですね。
こうしたら、もっとステキかもしれない・・・
その挙げ句に時間と生地(お金)を無駄にすることが何回あったか。
たぶん、こういうとき、服装の学校に行って基礎を習った人なんかだと
この生地の織り方はこうだから、このパターンだと映えないな
このパターンは、この生地だとこんなアレンジができるかも
簡単に分かるんでしょうけど。そういう意味で、基礎って必要ですね。
ただ、私が以前、がむしゃらに洋裁に取り組んでいた1990年~2000年ごろは、ユーチューブがなかったので、本だけが頼りでした。
「レディブティック◯月号」を買って、へえ、ドレメ式とか文化式とかあるんだ、ぐらいの知識でした。
半年ぐらい、個人で教えている洋裁教室に行ったけど、時間が合わなくてやめてからは我流でした。そのせいか、よく見ると(見なくても)、変なところがいっぱいあったと思うんですよね。
そのころの服はほぼないですけど。
ユーチューブでコンシールファスナーの付け方もマスターできたし、縫い方のコツとか、いろんな方が動画をアップされているので、本当に参考になります。
自分をよく知ることから
あと、去年かな、美濃羽まゆみさんの服ってかわいいなと思って、本を図書館で借りたり、Amazonで購入して、3着くらいつくりました。
でもですね~、あの方のような小柄な女性が着るからかわいいパターンも、私(160センチ・55キロ・安産体型の50代後半)が着ると、ほんとうに悲惨です。
娘の服を無理して着ているBBAって感じでした。
小さいとき、母はあまり私にかわいいものを着せてくれなかったので、かわいい洋服にすごい憧れがありました。いや、いまでもあります。
でも、もう、似合う、似合わないは、自分のもつ雰囲気に合うか合わないかというところなんですね。
それを知ったこの3年でした。
最近では、決まった生地屋さんで買うようになり、「この生地ならあのパターンがいいかも」というふうに、ちょっとずつですが進歩しているように思います。
温かく見守っていてね。
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